【開発に関わられたシマノインストラクター石垣尚男氏のインプレッション】
ひと振りで違いを実感できる新たなるスタンダード。
私は「キャスティング」、「フッキング」、「ランディング」、3つがテンカラ竿を司る要素だと考えている。
『渓流テンカラ』はレベルラインを飛ばしやすい6:4調子。従来は8本継であったところを7本継とし、そのぶんブランクスをスリムに仕上げている。風切りがよく、「スパイラルX」が不要なネジレを抑えるため振り調子は実にシャープだ。
一般に胴調子の竿は合わせが利きにくいとされているが、『渓流テンカラ』は曲がりが素直に手元へ入ってきて大きく曲げ込んでもブレず、軽い合わせでもしっかりとフッキングする。竿を突き上げて長手尻の仕掛けを手に取るのも容易で、ランディングも実に快適。つまり、
『渓流テンカラ』は私の考える3要素を高次元でクリアしているのだ。
簡素な中に光る良質のスペック。『渓流テンカラ』は、どなたにも「こんな竿が欲しかった」と喜んでいただけるスタンダードであると確信している。 |